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自民党の内ゲバ?それにしても

安倍派が一方的にボコボコにされている。そして、その状況が大変不可解である。例えば、

①強制捜査前に安倍派所属の9人の大臣・副大臣を「更迭」。強制捜査後でも二階派の2人の大臣は「残留」。この2つの対応の差は、「個別の判断」というが根拠が示されないので理解不能。子供だましでしかない。
②岸田派、麻生派、茂木派は俎上にも乗っていないのみならず、野党にも波及しない。この恣意的な差別は何故だろう。
③本質的にはキックバックの記載漏れという話で、特捜部の案件にしては今さらの「お目こぼし案件」っぽいもので叩いているが、特捜部の目的が全く分からない。特捜部ですら「させられている」気もする。
④もっとわからないのが安倍派所属議員の対応。ボコボコにされたまま大人しく沈黙している。
⑤野党も声なし。
⑥MSMも「安倍派が、安倍派が」というだけ。この不思議さを全く追及しない。

これを見て分かることは、
1)特捜部、岸田派、MSMは同じ船の上。その目的は単なる安倍派潰しなのか、それ以上の何かあるのかは不明だが、こんな子供だましのような不可解なイジメをそれも急速にやるぐらいなのだから、相当焦っている大きな目的がありそうにも感じる。単に安倍派を一掃して、河野太郎氏でも首相に担ごうということかもしれないが。それにしても不可解。

2)こんな滅茶苦茶な理屈にもならない子供だましが通用するとか、国民をだませると信じているほど、国民を愚弄しているのが今の政治家ということ。新型コロナの経験で国民をコントロールできると自信がついたのだろうか?

3)安倍派の議員も野党も悪意(=事情を知っていると言う意味)と思われること。それは黙って潰されているから。引導を渡されているような、取引に応じているような。野党と結託して内閣不信任でも提出してみればどうだい?

日本も危ない気がします。

◇岸田首相、二階派閣僚は続投の意向 自民政治資金問題で強制捜査(毎日新聞:2023/12/19)
https://mainichi.jp/articles/20231219/k00/00m/010/117000c