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一夜にして6,000億ドル消滅って90兆円!!

どこの世界の話やねんって感じですね。

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「Nvidia株が時価総額で約6,000億ドルを消滅(株式市場最大の損失)」

・月曜日、米国主導の人工知能革命の最前線に立つNvidia株が、ChatGPTのライバルである中国のAI企業であるDeepSeekからの脅威により、不審なウォール街の記録を樹立した。
・Nvidiaの株価は終値までに17%急落し、COVID-19のパンデミックが始まったときに株価が一時的に暴落した2020年3月以来、最悪の日次損失率となりました。
・Nvidiaは月曜日に時価総額で5890億ドルを失ったが、これは史上最大の1日の価値消滅であり、2024年9月3日にNvidiaが失った時価総額2790億ドルの2倍以上である(2022年2月3日のメタの2510億ドルの損失は、1日当たりの消滅としては3番目に大きい)。
・これによりNvidiaは世界で最も価値のある企業としての地位から転落し、評価額は3兆5000億ドルから2兆9000億ドルに減少し、アップルやマイクロソフトよりも低くなりました。
・更にS&P500が1.5%、ハイテク株が集中するナスダックが3.1%下落し、チップ設計者のアームやブロードコム、データストアのオラクルなど、他の主要なAIテクノロジープロバイダーが10%以上下落したため、米国株は大きな暴落引き起こしました。
・午後の声明で、Nvidiaの広報担当者は、DeepSeekのモデルを「優れたAIの進歩」と呼び、「完全に輸出管理に準拠している」一方で、Nvidiaのグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)を「かなりの数」必要としていると述べました。
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中国のDeepSeekが開発したモデルもNvidiaのGPUでトレーニングされていると言うから、何故Nvidiaの株価が大暴落するのかよくわからなかったのですが、どうやらDeepSeekは相当なコスト安で開発していて市場を席巻すると恐れられているらしい。それのどこが問題かと言うと、「今のNvidiaを利益を支えているのは、アメリカのAI企業であり、彼らがDeepSeekの手法からローコストで開発できることを学んだら、NvidiaにとってGPUが売れなくなる脅威になる」ということらしい。イマイチわからない所もありますが、もうどこの世界の話なのかって感じですね。

◇Biggest Market Loss In History(Forbes:2025/1/27)
https://www.forbes.com/sites/dereksaul/2025/01/27/biggest-market-loss-in-history-nvidia-stock-sheds-nearly-600-billion-as-deepseek-shakes-ai-darling/?utm_campaign=january28morningnote&utm_medium=email&utm_source=iterable&utm_content=morningnote&fbclid=IwY2xjawIGWV1leHRuA2FlbQIxMQABHZvPBOJ0KJpkUbz2ZYiwhpPO2ghk7VDyQAgnXkwDlQmhPdKrJ3Tt3lzdNQ_aem_J5IR73GW5TlUPD3bBCRlAQ