厚労省はとうとうルビコン川を越えてしまった
■WHOと厚労省は何をしでかしたか:
・2024年5月27日からWHOの年次総会がスイスのジュネーブで開催されたが、2年前の2022年5月の総会をさらに上回るデタラメが平然と行われた。
・6月1日に開催された委員会はわずか1分44秒で議長の鶴の一声で「議題を本会議に移行して宜しいでしょうか」と言い、特に表決も取らず、「賛成の声をいただきました。反対の声は聞こえません。では、本会議に移行しますと宣言した。
・続く総会の本会議では、いきなり意義を尋ねるフリだけして、採決し可決が議長より宣言された。
・その直後、コスタリカ、スロバキア(首相が最近銃撃された)、イラン(大統領と外務大臣が最近事故死)、ロシア、アルゼンチンは明確にWHOのIHR改正とパンデミック条約の内容に反対の意思表示をした。
・日本は喜んで賛意を示した(^^;)
・最後にWHOテドロス事務局長が「IHRは起動した。パンデミック条約は定まらなかったが、必ず完成する。私たち全員が勝利を得て『世界』が勝ったのです。皆様に心から感謝の意と賞賛を申し上げる。私たちはここに新しい歴史を作り上げた。IHRの強力な改正案を承認させたからだ。」と満面の笑みで語った
■この決議がインチキなのは:
(A)デタラメ委員会
・この委員会は6月1日の夜9時に突然意表を突くようにして開催。
・過半数という定足数を明らかに満たしていないのも関わらず(3分の1足らずの出席であった)定足数を確認する事すらせず、
・審議すらせずに本会議に移行させた
(B)デタラメ本会議
・その後の本会議でも、出席者は3分の1足らず。当然定足数(過半数)を満たしていないにもかかわらず、
・議長が審議もせず賛否も数えず、強引に「異議なしで決定です」と告げて強硬に可決した。
・WHO加盟国が約200か国ある中で、賛成したのは日本、アメリカ、ドイツなどのわずか37ヵ国のみだった。
・WHOのテドロス事務局長は「われわれ世界は勝利した」と語ったが、多くのWHOに反対する私たちのようなものは世界に入っていないということだ。
・WHOの詐欺的でファシズムなやり方が強行され、2021年4月に武見敬三(現厚生労働大臣)が語った「IHR改正により強制措置を作ることに必要性を求める」と断言したことが実現したことになる。
■このIHR改正は何が問題なのか
問題は数多くあるが、
・パンデミックの定義は不明確で、緊急事態宣言はWHO事務局長の一存で決定。
・各国はWHOの「決定」「命令」に従うよう法律を整備する。
・WHOの「決定」「命令」「意向」反する意見等は誤情報と決めつけて取り締まる。
・WHOの方針に従って、特定の医療・医療的措置を強制したり、移動の制限を課すことが出来る。
・各国政府内にこれらを実行する機関を設置することが義務付けられる。
アメリカ隷属の37カ国は賛意を表明したが、トランプ大統領は就任したら即WHOから脱退すると宣言してます。
◇6月14日大規模国民運動に関する共同会見厚労省にて
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