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中共での最近の奇妙な動き。習近平はどうしてる。

Epoch Timesによると、「習近平が軍権を奪われ、つまり軍を指揮する権力を失い(張又侠[軍事委員会副主席]によって軍権を剥奪されたとの噂)、さらには個人の政治的地位も降格されたことを示す重要な手がかりが現れました。また、習近平の最も信頼する部下である蔡奇も最近姿を消しました。」とか。

①中共建政75周年での招待会で長老の功績を称賛しただけで自身の成果には触れなかった。
温家宝と李瑞環が習近平を挟んで座っていた。

②習近平派で反腐敗を担当してた鍾紹軍(中共軍事委員会弁公庁主任)と陳国強(中共軍委規律委員会千人副書記)が降格

③米国のジェイク・サリバン(国家安全保障問題担当大統領補佐官)が、8月末に張又侠を指名して会談を行っている。

④習近平が中国国際友好大会(10/11)及び中国人民対外友好協会の重要イベントに欠席。

⑤10/11に習近平はルオン・クオン(ベトナム共産党:政治局委員・中央書記局常務書記)と会見したが、その翌日に李強(首相)がトー・ラム(ベトナム共産党書記長)と会見した。

⑥中共全軍事理論工作会議(10/14~15)に習近平は欠席。張又侠が出席。

⑦10/14に台湾に対して「台湾を囲む演習」を実施、翌日習近平は福建省の東山島(台湾攻略の軍事拠点の1つ)を視察したが、軍事に関する発言がなかった。

今、台湾に侵攻すれば日米からの攻撃を受けるが、中国軍は自身の実力を知っているので、「無駄死」はしたくないと考えているし、疲弊すれば国内の勢力に倒される心配もある。

⑧10/17に習近平がロケット軍のある旅団(安徽省)を視察。ロケット軍は習近平が最も粛清した軍隊であるが、背後に張又侠が見えることから、これ以上の粛清を行わないことを示す演出かもしれない。また習近平が自身にとってなじみの深い福建や安徽に行ったにもかかわらず、当地の司令官や政治委員との面会もしていないのも奇妙である。また最側近である蔡奇の姿が見えないなど奇妙なことが多い。蔡奇は最近その動向が報道されていない。

◇中国共産党に驚愕の変化 軍権失った党首【世界の十字路】(Epoch TV:2024/10/24)
https://www.epochtimes.jp/2024/10/258999.html?utm_source=JNLnoe&src_src=JNLnoe&utm_campaign=jnl-2024-10-25&src_cmp=jnl-2024-10-25&utm_medium=email&pw_est=ZZ0Gq1h%2F7TA9TJMvzhpOD%2FPvH%2BnnXm13EYspD0w8Ci84M%2BVjjX335tTveJlT0O0lGbbVL5joA%2FtqPUuCLF5yCw%3D%3D