くだらない日本保守党バトル
日本保守党と飯山陽さんのバトルが格好のネタになってます。両側のアンチも加わって「炎上」ちゅうらしい。もちろん政治ネタではありません。よく読むと今のところの話では、お互いに相手への期待が外れたということで、どっちもどっちと見えます。
・日本保守党側は「国政のリーダーになるんなら、個人の損得は後回し、国民のことをまず考える野が当たり前」という昭和的((^^;))な前提で候補者に全人格的活動を期待する。
・候補者側も、志は高くとも学者であるので2足の草鞋のイメージで個人の生活(家族とか)を犠牲にしてすべてを投げ出してまでやるとは想像していなかったのではないでしょうか。
・前者は全人格的な(議員の自主的な)活動を、後者はあくまでも職業としての(日本保守党の支援の下での)活動を期待していた。
・しかし、あえて言えば、誘った側の保守党側はキチンと党としての期待・立ち位置・支援は事前に話をしないといけなかったんだろう。とは言え、初めてならばしかたない面もありそうではあるのでそれは許したとして、しかしお金の話が後出しじゃんけんだとか、「自分で金出させないと真剣にやらんやろ」と保守党が候補者に面と向かって言うのはホントだとしたらあまりにも失礼。まるで候補者が無知でアホで「ど素人はこれだから困る」と言わんばかり。確かに政治は素人だが著名な学者さんだし、自分たちが依頼したのだから、当然あるべき敬意は感じられない。そこに反省がないのは戴けない。
・一方の候補者も国政のリーダーになろうというなら自分の家族を国民より優先にさせられないと思うべきでしょう。「『家族』を大事にしないで何が保守だ」と乱暴なことをいう人がいるが、その『家族』にはリーダー自身の家族は含まれないと心すべき。そうでなければ多くの人はついてこない。
・日本保守党には最初は期待していたのだが、今みたいに小さな段階で、この程度の内輪揉めを外に晒しているようではねえ。まあ無理でしょうねえ。「場を提供してあげてるんだから」ということだけで、上から目線で候補者を支配しようとするのは無理。これでは政党の意味はない。
政治にはカネがかかるんですね。だから裏金が必要。
◇3議席獲得の日本保守党で何が? 飯山陽氏が自身と家族の“危機”を投開票直前にSNSで告発…百田尚樹代表との泥沼バトルが背景か(日刊ゲンダイデジタル:2024/10/29)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/362600