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消費税の話がよくわかる論文と本

最近消費税減税の話がよく出ますが、以前投稿した通り、「サラリーマン世帯平均年収を460万円として、消費性向を70%とすると、ザっと計算して30万円弱の消費税を払っていることになる」わけで、結構とんでもない負担になっています。
手取りを増やす為に誰が見ても一番簡単なのは、消費税減税で、その税率をチョイチョイと変えれば済む話。それ程のコストもかからないので実施は楽。困るのは財務省の手取りが減ることで、再分配の時に生じる私的権力が減るぐらい。

消費税については、以下の論文が分かりやすい。政治家たちが如何に大蔵省(当時)から「政策通」としての評価を得て、責任感ある政治家としての評価を得て、「素晴らしい政治家だ!👏」と認められることに腐心していたかが伺える。それだけでなく、如何に国民な不在で内向きに政治権力の確保や、その維持、選挙対策といった政治的な思惑によるものであることもよくわかる。

◇財政再建の呪縛-大平内閣から橋本内閣までの軌跡-(上川 龍之進)
https://ritsumei.repo.nii.ac.jp/records/14320

そして、次の本は裏側を垣間見れます。

◇日本が自滅する日(石井紘基)
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E8%87%AA%E6%BB%85%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5&adgrpid=57386821630&hvadid=259480937690&hvdev=c&hvlocphy=9197994&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=8091245488024096261&hvtargid=kwd-334920674783&hydadcr=16038_10196061&jp-ad-ap=0&tag=googhydr-22&ref=pd_sl_9ftyq4qlfu_e

◇国民、消費税5%に引き下げ要求へ 所得税基礎控除引き上げ、ガソリン暫定税率廃止も(産経新聞:2024/11/13)https://www.sankei.com/article/20241113-DYP4U67IC5MITBJ2IZGIYWXANM