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政府・メディアの都合でのSNS検閲を検討か

兵庫県知事選挙を経験してもまだこんなことを言っている。政府、MSMは本当にショックだったんだろう。

「今回の兵庫県知事選挙はSNSの勝ち」というのもズレている。SNSは両論併記、メディアは一方のみを宣伝。つまりメディアはウソばっかりで、SNSはウソ/ホントの併存。その中でSNSから説得力・合理性のあるホントの情報を嗅ぎ取ったリテラシーの高い人が政治に関心をもって「ホント」に投票したことがまずは勝因。

そして一番の功労者はこれほどの短期間に事実を紡いで「ホント」の話を見つけ出しSNSで披露した立花さんだったことは間違いない。立花さんのような真のジャーナリスト(^^;)の存在が無ければ、SNSであってもほとんどウソしか流れていなかったかもしれない。真のジャーナリストの存在ちいう話は一部を除いて全くお寒い状況。

本来必要な自分磨きを怠り、カネとエサを与えてもらい、怠惰となり、そんな地に安住する落ちぶたジャーナリストの何と多いことか。金・女・名誉を手軽に与えてもらって魂を売る手合いの多さ。ジャーナリストだけでない、政治家、官僚、大企業、メディア。彼らはまさに、ニーチェの「末人」、ハイデガーの「頽落」、オルテガの「大衆」そのものである。

ハイデガーの弟子であるハンナ・アーレントは、頽落から抜け出した(ハイデガーのいう本来性を取り戻した)としても、そんな個人は周りの人々から浮き上がり、疎外された存在となる。それは共同体を纏わない裸の個人である。そういう裸の個人は全体主義の格好の餌食になると指摘していた。おかげでハイデガーもナチスに取り込まれてしまったわけである。ここも要注意。中間的共同体は重要であるが故に、左翼や全体主義者は家族、地縁、コミュニティ、地域、宗教、民間団体を壊していく。そこには伝統や慣習があって、それらが強固な行動規制力を持った「法」になるので、それが邪魔な全体主義者やサヨクは中間共同体をぶち壊すのである。話がずれてしまいました(^^;)