米連邦最高裁、大統領の免責特権を「一部」認める。審理は差し戻し。
毎日新聞はよほど悔しかったのか、又は悔してたまらない人が書かせたのか、「一部」って付けて何とか抵抗している。(^^;)
一部と言うのは「私的」な行為の部分ですが、元々私的な行為は免責対象にならないのは当たり前というか想定内なので、実際的には「勝訴」ということになるでしょう。差し戻しになったのは、訴訟対象の事件のそれぞれが公的行為なのか私的行為なのかの判断すら下級審では行われず、「何が何でも免責特権対象外だ!」と下級審は暴走してきた為、最高裁としては下級審に「チャンと審理せよ!」と差し戻したということらしい。
これで大統領選挙までに判決が出る可能性はなくなったので、その面でも「戦術的勝利」と言えるでしょうね。
◇米最高裁、トランプ氏主張の「免責特権」一部認める 審理差し戻し(毎日新聞:2024/07/02))https://mainichi.jp/articles/20240621/k00/00m/030/298000c