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移民排除の流れがやっと加速。今頃気付くとは。

・イギリスではドーバー海峡を渡ってきた不法移民をルワンダに移送するという仰天計画を下院が可決しました。
・フランスでもまだ穏健な内容とはいえ不法移民規制強化の法案が可決。その中身は、社会保障給付は5年以上の滞在者(就労者の場合は2年半以上)に限るとか、受け入れ枠の導入や、二重国籍の犯罪者からの仏国籍剥奪するなど。
・イタリアでもメローニ首相はイスラム文化とヨーロッパ文化の非相容性を強調し「人口減少は移民で解決すべきものではない」と明言している。
・北欧でも移民増による治安悪化が問題視され始めていて、スウェーデンは難民・移民を強制退去する要件を新たに導入するための現行法見直しの計画を発表している。
・南部国境を事実上開放しているに等しいアメリカは国境の壁建設を再開しつつあるようですが、それでも野放しに近いのは変わらない。
・日本でも何だかんだと不法・脱法移民を含めて移民がが増えているような。

人口減少対策だの多様化推進だの左翼アジェンダに騙されて、ここのところ特に世界中で移民を受け入れてきたが、ここへきてやっと問題視され始めました。それまでは移民反対の声は非難され検閲される勢いでした。
政治家などの指導層は移民が何をもたらすのか知らないならアホウだし、知っててやったのなら犯罪者に近い。庶民は美名とプロパガンダに騙されて黙認していたのでしょう。

移民の問題は「多様性の程度」です。人間が同じ共同体で共存するなら、最低限誰もが理解できて守れるルールが必要です。善悪の判断基準など価値観など大多数が合意できる共通文化という土台が必要です。それらは法律の形を取っていたり慣習・伝統の形を取ってます。個性のレベルでの違いはあるにせよ、共同体に仕組・価値に関わる事、権利義務関係など法的なものについては、後から来た移民が移民先に既にある共通文化を尊重するのは当然のこと。移民が自分の思想を主張し強要させると「戦争」になる。「郷に入れば郷に従え」或いは「ローマではローマ人のようにしなさい」というのは古くローマ時代から言われていることです。こんなことが今までわからなかったという政治家は程度があまりにも低すぎる。恐らくグローバリストの口車に乗る「3だけ政治家」なのでしょう。

日本でもクルド人の件で騒いでいますが、基本的な部分で日本文化を強要するのは当たり前の話です。イスラム教徒に禁忌食品を強要する事は出来ませんが、日本でイスラム法を認めるわけにはいかないでしょう。前者はあくまでも個人的な問題で、後者は共同体にかかわる問題です。それでも気に入らないなら出て行ってもらうしかありません。

「可哀そうだから助けましょう」という程度なら、そう思う方が、まずは自宅に住まわせてあげればいいのではないかと思います。日本人でも困っている人が多いのだから、そういう人を差し置いて、誰か特定の「移民」を「税金」でヘルプする合理性が良く分からない。失われた30年で金持ちでもなくなった500兆円規模の借金まみれの「日本政府」なのですから、政府予算の執行はJapanese Firstで行きましょう。Make Japan Great Again !
お助けするのはそれからでしょう。それどころか大増税が来ますよ!

◇フランス移民法、保守派取り込み可決 中道連立内に亀裂(ロイター)
https://jp.reuters.com/economy/67EHYMN4YNPJJB3YLPBLTGWTDE-2023-12-20/