
日本人の人口減少
以前ある人たちと話しをしていて気付いたのですが、
昔は「結婚して子供を産んで育てる」という価値は「無自覚的」に信じられていたので議論にすらならなかった。ところが、あらためて「その価値ってどうなの?」と聞かれてもあたりまえ過ぎて答えられない。その間に「自分を大切にしよう」とか、競合するような新しい価値を吹き込まれて覚醒(Woke)してしまう。吹き込む方も「日本を壊す」なんて大それた目的があるわけではなく、単に伝統的価値を「古い」と称して、それを壊すことが「カッコいい」というのが動機。
何に対しても意味を問われて答えなければ無価値とされる時代。ひょっとしたら進歩主義の弊害なのかもしれませんが。
・「保守」って実はそんなに古いものではなく、たかだかフランス革命の反省から生まれたもの。議論にすらならなかったものを、保守と名付けて議論しないといけなくなったということでしょうかね。
・仏教が入ってきたから、それまでの無自覚な行動様式を「神道」と名付けて区別する必要があったようなもの。
・更に言うと、昔「援助交際」というのがあって、それを咎めた大人に「皆が喜ぶのに何が悪いの?」と少女が反論し、答えに窮した大人たちも似たような感じ。が。
◇過去最大の落ち込み…日本人の人口減少「歯止めかからず」(テレ朝:2025/04/14)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000418143.html