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全国祈祷朝食会でのトランプ大統領の発言
全国祈祷朝食会(National Prayer Breakfast:米国議会のイベント)でのトランプ大統領の発言:
祈祷朝食会ということなので宗教は取り戻そうと強調されていますが、現実に「神をも恐れない所業」が続いてきたこともあるでしょう。広義での宗教の本質は絶対的行動様式だと思いますが、人間が社会的生活を営む場合は個人の欲望は制限されざるを得ず、社会の必要から生まれた階層・権力は社会の為に使うのが当然。この原理の下、人間の行動様式を決めている(=制限している)のが広義の宗教で、社会によって歴史が異なるように、その内容は当然異なる。そして憲法の法源はここにあり、つまり三権なんかよりも上にある。そして問題はそれぞれの社会においては「絶対的」なので、特に排他的な宗教が接触すると揉めることになる(^^;)。そこに解決策は原理的にない。なので、一神教(ユダヤ、キリスト、イスラムに限らない。マルクスとか資本主義も)が問題を起こし続けている。
「わが共和国の黎明期から、神への信仰は、常にわが国の心に脈打つ力の究極の源でした。
私たちは宗教を取り戻さなければなりません。私たちはそれをもっと強く取り戻さなければなりません。これは、このかなり長い期間にわたって私たちが抱えてきた最大の問題の1つです。私たちはそれを取り戻さなければなりません。」
「アメリカの物語のあらゆる段階において、わが国は全能者への信頼から希望と勇気と霊感を引き出してきました。すべての愛国者の魂の奥深くには、神がアメリカのための特別な計画と輝かしい使命を持っているという知識があります。そして、その計画は実現するでしょう。それは起こるでしょう。遅かれ早かれそうなることを願っています。それは起こるでしょう。」(注:予定説になっている(^^;))
「ワシントン、ウィンスロップ、ウィリアムズなどの伝説的な人々の物語は、神への信仰がなければアメリカの物語はなかったことを私たちに思い出させてくれます。すべての市民は、この並外れた遺産を誇りに思うべきです。私たちには信じられないほどの遺産があり、それを利用して、すべての人の生活をより良くしなければなりません。だからこそ、25回目の10回目の記念日が近づくにつれ、250周年を考えてみてください。来年、私たちは250周年を迎えます – 私たちの国の建国後、私は、これまでに生きた最も偉大なアメリカ人の像でいっぱいの新しい国立公園の創設プロセスを再開する大統領令に署名しました。」
◇全国祈祷朝食会でのトランプ大統領の発言(Whitehouse:2025/2/6)
https://www.whitehouse.gov/remarks/2025/02/remarks-by-president-trump-at-the-national-prayer-breakfast/