すべて / 政治経済(海外)

トランプ大統領のアジェンダ(南北戦争前に戻ろう??)

トランプ大統領の発言とかを整理してみると、おぼろげながら描いている姿が見えてきたかもしれないという話。
先日の投稿から陰謀論っぽいものを除いて、改めて過去のアメリカの関連する主要な出来事を時系列に並べると、

(1860年代)
・南北戦争で経済的に疲弊。資本注入が必要であった。
⇒企業で言えば民事再生法。

(1871年)
・欧州の国際金融資本が資本注入。その見返りに国際金融資本が米国政府事業にも食い込んできた。
⇒資本注入で事実上の独立喪失。

(1900年初)
・国際金融資本がメディアやニュース配信を支配。

(1913年)
・(今話題の)米憲法修正16条が批准。
⇒連邦政府が州政府をすっ飛ばして、直接国民に徴税可能になった。
(これがトランプ大統領が廃止すると言っている連邦所得税)
・元々、国民ではなく州民というのが国のコンセプト。なので連邦が州民に直接接触するなんて考えてなかった。
⇒本来は「州」が国の中心で、連邦は州から委任を受けた事項(限定列挙)のみという考えだが、連邦政府が次第に州の政治に侵入してきた。
・連邦準備法がクリスマス休暇のドサクサを縫って可決。中央銀行としての民間の連邦準備銀行(12行)を設立し、全ての銀行がその傘下に入ることを要請。同時に米国財務相とその資産を連邦準備制度理事会に移管した
⇒アメリカは通貨の支配権を失った。民間のFRBが(言い方悪いが)好き放題できる。

(1933年)
・世界恐慌で「株式会社アメリカ」は一旦倒産。要は会社更生法。
連邦政府はその資産や国民の労働を「株主」に移管。そしてニューディール政策で金本位制の停止させた。
⇒とうとう通貨発行最後の歯止めがなくなった。

(1936年)
・ソーシャルセキュリティ制度開始。
⇒連邦政府が国民の所得を管理し始める。

(1945年)
・国連を設立
⇒各構成国ではなくNGOやグローバル企業と直接結託して、グローバリストによる新世界秩序構築の足場を築く。


要は南北戦争辺りに戻そうとか(^^;)
州中心の合州国アメリカへ?